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雪の下のクオリア
1巻完結

雪の下のクオリア

700pt/770円(税込)

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作品内容

草木が好きで人嫌いな小林明夫。同性と一度きりの関係を繰り返す大橋海。
二人は同じ大学で同じ学生寮だった。
海が明夫に懐き、明夫も少しずつ海に気を許すようになっていく。
だが、ある日、海は明夫に「先輩は寝なくても一緒にいてくれるから優しいです」と言う。
明夫はそんな海のことが理解できなくて……。

好きになった相手に愛されたい。そう思っているのはどちらだったのか?

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • 雪の下のクオリア

    700pt/770円(税込)

    草木が好きで人嫌いな小林明夫。同性と一度きりの関係を繰り返す大橋海。
    二人は同じ大学で同じ学生寮だった。
    海が明夫に懐き、明夫も少しずつ海に気を許すようになっていく。
    だが、ある日、海は明夫に「先輩は寝なくても一緒にいてくれるから優しいです」と言う。
    明夫はそんな海のことが理解できなくて……。

    好きになった相手に愛されたい。そう思っているのはどちらだったのか?

レビュー

雪の下のクオリアのレビュー

平均評価:4.5 81件のレビューをみる

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高評価レビュー

雪どけが待ち遠しくなる物語
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ★草木が好き、人間は嫌いな大学生の明夫と不特定の相手と一夜限りの関係を繰り返す大橋の先輩後輩ストーリー。

★学生寮の廊下で倒れていた大橋に手を貸して懐かれた明夫。節操のない大橋にイラつくのは、大嫌いな父親と同じだから。寝られれば、優しければ、誰だっていいのか?あいつにとって優しさって一体何なんだよ…さらに腹立たしさを覚える明夫は…。

★「クオリア」って何だろう?と思って調べてみたら、概念が確立されていない曖昧さが分かっただけでした。人の気持ちの曖昧さ、不確かさ、この作品の登場人物たちの内面にぴったりな印象です。嫌いな父親と同じ銘柄の煙草を吸っている明夫、先生とのセ/ックスのことを話したくない大橋、2人が求めていることは同じだったんだな、と、淡々と暮らしてきた明夫、飄々と生きてきたように見えた大橋の内側を知って、とても切なくなりました。父親が帰ってこないと完全に諦めたのはいつだったのだろう…、その悲しさと背中の温もりの両方を大橋に伝える明夫の温かさがとても好きです。泣きそうになりました。思えば明夫はずっと優しかったですね。

★表題作のみ228ページ。表紙の描き込みに驚きました。漫画の表紙でこの背景はすごいなぁと。中もそれは丁寧に描かれていて、皆様書かれているようにアニメーションのよう。あとがきの「箱庭」を目にして、ぼんやりとしていた「クオリア」に輪郭ができました。

★それぞれの弟思いのお姉さんたちが素敵でした。「薔薇」には笑ってしまいました。さすが、明夫のお姉ちゃん笑。
いいね
7件
2021年11月13日
衝撃の「めぅめぅ」笑
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ フォローさんのレビューを拝見して手に取ったこちら、私もとても引き込まれました。
静からの動への流れ、音への反応、煙の動き、あ、これは一コマも見逃したくないな、と思いました。
もっと書いてしまえば、植物の世話をするときのエプロン(白衣じゃないんだ)、丼に盛られた2人分のご飯、先輩の滲む生活感。笑わない先輩が、父親が置いていった煙草をずっと吸っているのはどうしてだろう。
お弁当のプチトマト、コップに生けられた椿、ニンジンの型抜き、垣間見える海の育ち。温かさが見える暮らしを経て、好きな人ではなく誰とでも寝るようになったのはなぜだろう。
2人のことが気になって、知りたくて、世界に入り込んでいました。
真逆の2人のようで、分かり合えない2人のようで、1番相手のことが分かってしまう。それを言葉で示してくれる。オブラートに包まれない言葉は、苦味もあるけれど、根っこにある温もりが心に染みてくる。まるでやわらかい春の日差しが、優しく雪を溶かしていくようだな、と思いました。
それにしても、事後に謝る大人のズルさに振り回された中学生の海が辛すぎました。
先生と別れたときも泣かなかったんじゃないかなと思う海の涙に、胸がいっぱいになりました。再会の時、先輩と出会っていて本当に良かった。
春になり、海の隣で優しく微笑む先輩にも、良かったね、と私も幸せな気持ちになりました。
オススメありがとうございました。めぅめぅ、衝撃の可愛さでした笑。
いいね
16件
2021年11月15日
表題作のみ!同じ大学学生寮★先輩×後輩
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作+あとがき収録。同じ学生寮に住む大学生・ノンケ先輩×ゲイ後輩。季節感溢れる絵柄にグッと引き込まれる癒し系。全228P。

「雪の下のクオリア」全7話
草木が好きで人嫌いな先輩・明夫と、一度きりの相手と関係を繰り返す・海のお話。元アニメーターである紀伊カンナ先生の描く素朴で優しい絵柄が可愛らしくて大好き。毎回あたたかな世界観にじんわり癒されちゃいます。さて今作で意外だったのが海の設定。訳ありで性に奔放ということで後腐れない関係を好み、何人かとのシーンがチラリとあります。そんな海を理解できないと思いつつも、懐かれて遠ざけるわけでもない明夫。互いに抱えていたものに気付き、思いやり、少しずつ近付いていく様子が自然でいいな。今作での萌えポイントは明夫の笑顔!人嫌いで無愛想な彼だからこそ、チラッと見せる笑顔の破壊力は凄いなと。二人はキスのみですが、それで本当に十分だなー。雪の季節から花びら舞う季節へ移り変わり、二人のこれからの関係が変わっていくことを感じさせるような素敵なラストに大満足な仕上がりの作品でした。

「あとがき」1ページ
いいね
8件
2020年2月23日
雪が溶けたら
誰とでも寝る節操のない大学生と、人というものに興味がない堅物院生のお話。

二人の淡い関係が、特に大きな事件もなく、淡々と繊細に描かれてる。
ストーリーは無駄がなく、登場人物も魅力的なので、読んでいて飽きるということはなかったですが、最初読んだときはサラサラと読んでいるうちに そのまま終わった印象。
ラブラブもえちも一切なし。
でも多分この作品、そこがいいんだと思います。
体を重ねなくても、相手の傍に寄り添って優しくする気持ち…それだけが昇華したら、こういうラストになるのかな。
性的な関係はないけれど、お互いにとってかけがえのない存在になっていく話…
そう思いながら読み返すと、作品全体が一気に美しく感じました。
レビューのタイトル、「雪がとけたら」も、そんな美しいシーンのひとつ。
優しくて、幸せに満ちたラストシーンが本当に綺麗だった。

この作品、かなり好みが分かれるかもしれませんが、ハマると何度も読み返したくなる作品だと思います。
あと先生、あなたはアウト。猛省しろ。
いいね
10件
2021年8月9日
夏に読んじゃえっ!或る2人の冬の話。
フォローしてる方のレビューを拝見して、僕も久々にカンナ先生の世界観に触れたいなあと思い読みました。
夏と言えば、カンナ先生のエトランゼシリーズを読みたくなりますが、ここは敢えて雪国の寒い冬が舞台になってる作品を読んで暑い夏を乗り切ります。日本は今、絶賛猛暑地獄の中ですよね…大変だあ、お疲れ様です。僕の住んでる地域は米内でも北国ですが、最近暑い日が続いていて萎えてます。
この作品めちゃくちゃ良かったです!きれいで美しくて、でも凄く切なかった。アキと海の昔好きだった人への想いがひしひしと伝わってきて、、やるせないなあ。うん、ほんと、好きになった相手には愛されたいですよね。花言葉やタイトルの〜クオリアの意味も、この作品の空気感やアキと海の関係を物語っているようで素敵です。
カンナ先生の創られる作品の世界観本当好きです。あどけなく可愛らしい絵柄も大好き。
そういえば、エトランゼのアニメ映画も結構良かったですねえ。観賞後のあの多幸感はやばいです。駿と実央がほんと可愛かった。主題歌も好きです。
いいね
12件
2021年8月11日

最新のレビュー

よかった
エトランゼを読んで人の感情の流れとかちょっと笑えてとか色々よかったから先生の他の作品も読んでみたくなり、買いました。こっちもよかったです。優しさとかいろんなのが、すごくよくて、他のも読んでみようと思っています。
いいね
0件
2024年12月5日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

雪が解けて恋の春
営業:カレー王子(シーモアスタッフ)
ほっこりしているけれどどこか切ない…。『海辺のエトランゼ』が映画化決定など現在活躍中の紀伊カンナ先生によるハートフルな作品。同じ学生寮で暮らす大学生、人嫌いな明夫とビッチなゲイの海の2人が、戸惑いながら距離を縮めていく過程が丁寧に描かれます。繊細な心理描写と、圧倒的画力が魅力!

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