電子コミック大賞2025
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少女・女性マンガ女性マンガ 集英社 マーガレットコミックスDIGITAL ココハナ 環と周環と周
無料会員登録で、新規登録クーポンプレゼント中!!

作品内容

家族、恋、友情……さまざまな関係性で綴られる“好きのかたち”。 ――現代編 中学生の一人娘が同級生の女の子とキスをしているのを目撃して動揺する妻。実は夫にも、かつて同級生の男の子を好きになったことがあった。 ――明治時代編 大切な“お友達”になった女学生の環と周。周の縁談が決まり二人は離れ離れに……。 ――70年代編 病気で余命わずかと知った環は、同じアパートに住む少年と出会い交流が始まる。 ――戦後編 復員兵の周は元上官の環と再会し、闇市で一緒に店を始めるが、環には秘密があった。 ――江戸時代編 周の夫を斬った相手は、幼馴染みの環だった。仇討ちのため再会したことから、二人の運命が変わり始める。

新刊自動購入と月額メニュー継続で10%還元!
詳細  
簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

  • 環と周

    646pt/710円(税込)

    家族、恋、友情……さまざまな関係性で綴られる“好きのかたち”。 ――現代編 中学生の一人娘が同級生の女の子とキスをしているのを目撃して動揺する妻。実は夫にも、かつて同級生の男の子を好きになったことがあった。 ――明治時代編 大切な“お友達”になった女学生の環と周。周の縁談が決まり二人は離れ離れに……。 ――70年代編 病気で余命わずかと知った環は、同じアパートに住む少年と出会い交流が始まる。 ――戦後編 復員兵の周は元上官の環と再会し、闇市で一緒に店を始めるが、環には秘密があった。 ――江戸時代編 周の夫を斬った相手は、幼馴染みの環だった。仇討ちのため再会したことから、二人の運命が変わり始める。

レビュー

環と周のレビュー

平均評価:4.8 51件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 素晴らしい
    tori-777さん 投稿日:2025/1/27
    安定の面白さ。そして絵の上手さ。昨日何食べた?が愛読書ですが、凄くセリフが多くて見辛く、スマホで読むには向いてないんだよなぁ。でも内容は大好きです。

高評価レビュー

  • (5.0) 年齢差まで考えると…涙
    mrmtさん 投稿日:2024/5/27
    【このレビューはネタバレを含みます】 環が周を見つける物語。最後まで読むと、輪廻転生を感じさせる構成になっています。 江戸時代の環と周は、悲恋の末、周の死後すぐに環もこの世を去ったのでしょう(共に死んだ?)。次の世の明治の女学校で出会う環と周は同い年です。 そうやって追いかけると、登場人物の年齢差と前世の死ぬときの時の差が見事にあてはまり、自然に見えるお話の運びの中に、縁といいますか輪廻転生とおもわれる繋がりがしっかりあって、構成の見事さにも脱帽しました。 女学校で同い年で出会った環と周は、先に環が亡くなります。 その次の世の戦時中の上官と部下の環と周は、年齢差ははっきりとわからないものの、おそらく環のほうが年上。 喫茶店を営んだ周はけっこう長生きできたのか、70年代のアパートの隣人として登場する周はまだ幼児。 対して、環は中年にさしかかる女性なのですよね……。戦後の上官だった環、周とその妻の元を去った後、あまり長生きしなかったのかなあ。切ない。 70年代の環と周は、隣人さんで死ぬときも別々の病院。悲しい……。 だけど、この世を去る時期がそうかわらなかったから、現代の環と周は同じ大学の同じゼミ(おそらく同い年)で出会えたわけで。 切ないけれど、悲しいけれど、また会える喜びがあって……。 綿密に組まれた出会いと別れの物語が、現代の環と周の物語では、とうとう共に生きる道を歩んでいます。 今度こそ死に際まで……どちらかがどちらかを見送るときまで共に添い遂げるんだろうな……と想像します。 個々で読んでも心が温まるお話です。 また、一冊を通し、各話の繋がりを見つけながら読むと、江戸から令和までの時代は変われども人が生きて、泣き笑いすることの愛しさがつたわってきます。 続きを読む▼
  • (5.0) 淡々と、沁みる
    りいさん 投稿日:2023/10/28
    【このレビューはネタバレを含みます】 この作者さんの作品は他作品もいくつか拝読してますが、作風なのか、あっさりとした淡々とした印象(決して悪い意味ではなく)を受けます。深く入り込みすぎない、一線引いたところから傍観しているような感覚を覚えます。それでも、心に沁みる深みがあって、心に残ります。読後感も涼やかで素晴らしいです。 環と周がどの生まれ変わりでも激しく求めて愛し合うわけではなく、近しい立場の人間として生まれ、一時を共にする、でも過ごした時はとても大切な時間で、特別な。それがとても切なく感じました。個人的には70年代のお話が哀しくて泣けました。寂しい終わり方でしたが、きっと最後の数ヶ月はお互いにとって煌めくような、しあわせな時間だったのではないかと思います。 現代ではようやっと、結ばれていましたね。でも、そこは江戸時代の頃とは違い穏やかで、激しさもない凪のような関係性でした、そこもまた切ないような、ファンタジーなのにリアリティを感じる締め方で、印象的でした。 続きを読む▼
  • (5.0) やはり漫画が上手すぎる
    オムレツ大名さん 投稿日:2023/12/5
    【このレビューはネタバレを含みます】 大奥でよしながさんの漫画のうまさに脱帽し、まさかの最新短編集登場ということで電車の中でコツコツと読んでいました。「どこで繋がるのかな…」とちょっとした事前情報だけ持って読み進めるという若干いやらしいやり方でしたが(癖です)、最終話ですべてが繋がった時、繋がるとわかっていたにもかかわらず、あまりにも素晴らしい展開すぎて思わず電車の中で泣きかけました。 絵が上手い、ストーリーが上手い作家さんはたくさんいるのですが、よしながさんに対しては本当に心から「漫画が上手い」と強く思います。無駄のないコマはこび、間の取り方、テンポの良さ、洗練された絵の線。そして伏線やストーリーのピースをかちっとはめることの上手さよ…。 紙で買うか迷い、多分何度も読み返すだろうからとあえて男子で買いましたが、紙版も買おうと思います。やはり素晴らしい作家さん。新作もすごく楽しみです!! 続きを読む▼
  • (5.0) めぐる生と縁の話
    anさん 投稿日:2023/12/22
    【このレビューはネタバレを含みます】 環と周…名前も輪廻転生っぽい感じ。 色んな時代で夫婦だったり友人だったり隣人だったりと、どんな関係性であれ必ず出会い、浅からぬ縁を交わらせます。魂の巡りを紡ぐストーリーでした。 短編集の様な読み心地で、どの生のエピソードも絶妙に切ないドラマが描かれています。温度感なのか距離感なのか何と言って良いのか分かりませんが、先生の手腕に今作も感動しかない。 ラストは冒頭の話を受け一応納得のハッピーエンド。でも輪廻はこのまま続いていくんだろうなぁと何となく感じました。 自分死にたい訳じゃないが早いとこ解脱したいなとフワッと思ってます。いやいや…先生の新連載がカミングスーンらしいのでまだまだ死ねないんだった!!…欲にまみれて解脱は遠い。(徳も碌に積んでないのに何言ってんだってのはご容赦ください。) 続きを読む▼
  • (5.0) また会ったね
    マーコさん 投稿日:2023/11/7
    【このレビューはネタバレを含みます】 どこにいても、いつの時代だろうと、どの性別であろうと、 必ず巡り合う環と周の物語です。 よしながふみ先生の作品を見ていると男とか女じゃなくて人なんだと思わせられますね。 もちろん男に生まれたから、女に生まれたからこそのそれぞれの幸や不幸も繊細に描かれますけどね。 よしながふみ先生が初見の方は特集ページやランキング、ドラマ化などが入口になったと思いますが 間違いないので買ってもろて。 よしながふみ先生の作品をすでに買ってる方も間違いないので買ってもろて。 とにかく、買って後悔しません(笑) ただ、好みの問題で、 長めのセリフが苦手な方、少女マンガやTLや詳細な濡れ場シーンが好きな人にはそもそも向いていない作風でしょうけど、そうでないなら問題ないはずです。 続きを読む▼

お得情報をGET!登録してね

▲ページTOPへ