暫定評価。というのも、番外編以外は購入済で本編全て読む気だから。(後日追記しました。暫定の言葉は取り消しです。)
島尾篤の設定、映像とかでも結構あることはあるんだが、河内先生の冒頭からの引き込みの上手さから超絶驚きの飽食感皆無でスッと。そ
して、葉月のポジションとの二人の絡ませ方が面白さを引き立てるし、切なさが押し寄せて押し寄せてもうもう私は胸一杯になって来ている。どっちの立場も、六花店長の日々も、やるせなさと、感情深いやり取りで、どういうのが幸せってなるのか、って読んでるこっちも迷い出す。
すごく巧みにそんな関係当事者の気持ちを伝えてくるから辛くなって、でも、成り行きを全部見守る気持ちで。
3月に河内先生作品を「リクエストをよろしく」と両方買って、あっちを楽しんだ後こっち来た。やっと、という気分と、どれどれこっちはいかがかな、という好奇心とがあって、期待先行が裏切られませんように、と思ってた。タイトル付けの感覚もいい。これは実写化もむべなるかな。三者それぞれの描き方が素晴らしく、思い出を巡るキャラ達の感じ方もすごくいい。今回も、男性が主人公でいながら葉月の行動や心情に共感を持てるし、ここへ来て島尾篤の心情がグッと揺さぶってきて、もうもうこれはこれは!!まだ第8話なのに。マイリマシタ。
ファンタジー色進んできているところへ13話扉絵。じっと見入る。植物が実にたくさん。
読了。
想いが、生きている。情念が生身の肉体を伴わず、霊としてさ迷う。私がただ怖いと思ってた姿は、本人の未練であり、残される者の引き留める気持ちでもあったのだ。
この漫画、私には島尾が泣けて泣けて仕方がなかった。(番外編も、だ。)
それにしても途中スカイツリーを見た気がするのに、時の経過が、えぇぇ??で巻を閉じた。
(×××貸してくれる?、で話はギアチェンジする)
番外編はまたいつか楽しみに読むことにしてる。
家屋描写なんて凄く味わいがある。
番外編は…やっぱりあっちゃんがかわいそうでならない為胸が塞ぐこと多かった。
題材が死にまつわるのは本当に辛い。
だからこその話の中に、生命の輝きもあって、夥しい植物が緑濃き景色を形成してるのだけども。
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