(初出コーラス2007年、1巻2007年発行。1巻207p。あとがき1p)
今、1巻読了。
女子中学生の真(まこと)が主人公。
彼女を中心に友達や家族で一話ごとに主役が代わり、その日常の様子が一冊になっています。
クスっとな
ったり、ホロっとしたり、時には彼女たちを頼もしく感じたりもしました。
いい歳をした大人の自分が読むと、真たちをユーモラスだなぁ、と思い笑ってしまうのですが、
本人たちは、至って真剣なのですよね。
それが可愛いらしくもあり、可笑しくもある(おもしろい)のですが。
今作はよくある 学生生活の中に作者さんが敢えてギャグを入れた創りではなく、自然な彼女たちの様子を
大人が見るとどう見えるか。
という作品になっていると感じました。おそらくその視点で描かれたのではないかな?
爆笑することはないけど、そこがなんとも良いのです。
中学生というと成長も早く、様々なことが目まぐるしく変化し、周りの友達が急にまぶしく見えたり、自分に劣等感が沸いたりしたことがあったなぁ。と思い出しました。
学校って色んな人がいて、自分はこの登場人物の立ち位置だな、と感じたりしながら読みました。
とても和やかな気持ちになる作品で
おもしろいです。
続きも読みたいと思います。
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