東村先生の作品はかなり前からずっと追いかけています。昔の作品では本能にままに描きたくて描いていて、あまりストーリーを作るのお好きではないのかなと思ったことありますが、最近の作品はよい編集さんがついたのか、ストーリーに一貫性が出てきて、とても
レベルが高いお仕事されていると思います。この作者さんの自伝的作品を読んで、作者さんが、どうして描くことに情熱を持って生きてこられたか、よくわかりました。美大入学のための美術塾の日高先生が、病床でも教え子に、描け、描け、と何度も繰り返す。東村先生の作品で初めて泣きました。日高先生はもういらっしゃらないけど、間違いなくその生き方は東村先生やもうひとりの教え子のはるな檸檬先生に受け継がれていると思います。東村先生の作品読んだことある方には、是非読んでもらいたい作品です。オススメです。
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