いやはや夜中にぶっ通しで読み続けて言葉がだんだん訛ってきました。おもしろ〜〜〜い!!ところどころ授業でやった史実と擦り合わせることができるのが余計に面白さを増幅させてくれていると言うか…いやとにかくおもしろい!歴史とファンタジー好きにはぜひ
とも読んでもらいたい話ですね!ネタバレ感想も入れたいところですがネタバレも何も史実を見ればそれがネタバレという、ウハハそれもまた面白さの理由ですな。好きな部分はあるんですがいかんせん長い!さすがは徳川の御代、長いし多いしで、横に年表を並べて読む始末でした。私はもともと徳川の御代であれば吉宗公がそつもなく好ましいと思っていたんですが、『大奥』を読んで、イチオシが田沼意次に変わりました。いや…そもそも後年の息子贔屓と賄賂等々が悪かっただけで腕は確かではあったと授業のときに思ってましたが…あの描かれ方は…上手かった…。男女のアレコレが無かったのも好感度が高いですね。というかそもそも話の大半エグすぎて(綱吉とか家茂とか)男女のアレコレもとい、たま〜〜に入ってくる純愛要素がたまらん…!お万の方とか13代目の御台とかの、傷の舐め合いだとか同情だとかで始まる京の方々との純愛もいいんですが私はずっと1巻の初っ端のお信と添い遂げたあの男が忘れられません…床でそのねだりはあかん…しかもその後の吉宗の沙汰もよかった…あれがナンバーワンでオンリーワンです。男で言ったら杉下も好きです。ああいう温厚な人が上に立ってて欲しいよね〜、早死にするけど(大丈夫、杉下は結構長生きでした)。ハ〜〜〜、正直ドラマから入ったもんでめちゃ舐めてたんですがおもしろかったです…。史実と擦り合わせたときのふとした違和感、そしてそれの繋ぎ合わせ、伏線回収の仕方、生き残った者たちの後年の描写、などなどまあドラマの脚本が本当に勿体なく思えるほどの流れの上手さに唸りながら読みました。このままどこの誰が好きで多分ここそこはこう繋がっててこれはあれの暗示だとか色々語り尽くしたいところなんですが、私さっき読み終わったばっかりでして、しかも休みなのをいいことに1巻からぶっ通しの日中含めたオールでして。これから寝ます……笑ってやってください…。興奮のまま書きつけてしまっているため改行どころか句読点にも気が回っていない文章ではありますがどうかご容赦くださいますよう…それではみなさまおやすみなさ〜〜〜〜い!!
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