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僕らの食卓

700pt/770円(税込)

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作品内容

会社員の豊は、誰かと食事をするのが苦手。しかし、昼食をとろうとしていた公園で出会った兄弟・穣と種になぜか「おにぎりの作り方」を教えることに。以来、彼らと一緒に食事をすることが増えた豊。いつしか、みんなでご飯を食べるのが楽しみに思えて――。

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

  • 僕らの食卓

    700pt/770円(税込)

    会社員の豊は、誰かと食事をするのが苦手。しかし、昼食をとろうとしていた公園で出会った兄弟・穣と種になぜか「おにぎりの作り方」を教えることに。以来、彼らと一緒に食事をすることが増えた豊。いつしか、みんなでご飯を食べるのが楽しみに思えて――。
ドラマ化

「僕らの食卓」

【出演】

出演:犬飼貴丈 飯島寛騎

レビュー

僕らの食卓のレビュー

平均評価:4.8 1,057件のレビューをみる

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高評価レビュー

幸せは愛の通う食卓の風景に表れるんだろう
自分の母親は子供の頃は、食べるときに無駄口を叩くなと言われて育てられたという。楚々と済ましてさっさと席を立つのが基本だったらしい。その居心地の悪さを聞く度に、楽しく語れる自分の家族を嬉しく思ったものだ。しかし食卓が団欒と言われて久しいが、私のもっと小さな子ども時代を振り返っても、肘を張らない、箸の持ち方・使い方、汁の吸い方、おかわりの仕方、おかずのよそいかた、何から何まで一挙手一投足に、作法をただす声が入り、楽しかったばかりともいえない。
孤食の風潮を取り沙汰されてからもずいぶんになる。一人で食べる時期は誰にもあって、だからこそ、複数で食事する光景は笑顔が有り、交わす言葉に何気ない柔らかさや暖かさが有ったりする。その素晴らしいひととき。

それだけのことを題材にした、と思う向きもあるかもしれないが、逆に、今まで、それだけを採り上げた題材の漫画を思い返すと、ホームドラマか、既に同居人であるケースが多かった。
家族創生と食事を共にすることのコンビネーションは記憶が無く、新鮮で展開を楽しみに読んだ。

絵も味わいがあり,ほのぼのを地で行く優しさが、この作品の趣を明確に方向付けていて、それでいてどこか漫画らしいフィクション性をしっかりと打ち出していて、線が巧みに彼らの世界に自分を引き込んでくれた。
この作品に、実在感は無くていいと思う。いや、いるかもしれないが、このぐらいがちょうどいい、というところを突いていると思う。

なんで、BL?、と感じる向きも大いに理解できるが、それは人間を描く以上は、性別を一応どちらかにするしかないのだから、これはこれでバランス良く成り立っている話、と私は思った。
むしろ、BL上級者自負の人が、種と穣による、豊の取り合いに発展する視線を遠ざける意味で、この位の淡い明るさのストーリーが、この作品としては最適解だったのではないか?
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4件
2023年10月22日
ぽっかぽか、幸せになる!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 三田先生の「山田と少年」は読んでいました。なのに、こんな良作を読んでいなかった〜。ドラマ化されたという事で、無料立ち読みを読んだら、もう最後まで読まずにはいられない。なんで、こんなに素敵な作品を、今まで知らずにいたのか…!大好きな作品になりました。孤独な家庭環境のせいで、人前で食事出来ないリーマン豊と、母親を亡くし、幼い弟の面倒を見るため大学休学中の穣の、優しいご飯系BL。あまり食卓に恵まれていない穣と父親と種の父子家庭と、一人暮らしの豊が、出会いとなったおにぎりから始まって、一緒に温かい食卓を囲むのです。出てくるご飯って、スーパーの惣菜、家庭のカレー、コンビニの肉まん、パン、ファストフード、バイト先のラーメン、手作りうどん、お父さん渾身のトマトチーズキムチ鍋…。料理が得意な人も居らず、オシャレで豪華な料理も出てこない。ただ、一緒に食べる。一緒に食べると美味しい、だからご飯を作る。その温かさが、特別じゃない食事を特別にしている幸せ。同い年の豊と穣、二人を温かく応援してる愉快なお父さん、何気に穣の邪魔をする可愛い小さな種。先生の絵が優しく、読後のぽっかぽかはハンパないです。たぶん、穣×豊だと思いますが、キスまで。ご飯にばっかりフォーカスしてしまいましたが、豊と穣が恋する過程もまた萌えます。穣はわりと最初から好きだったみたいで。豊が、穣の気持ちを知って、自分の気持ちも自覚して、幸せを失わないように頑張ったところ、良いしか言葉が出てこない。そして、何より推したいのは、各話の表紙絵。全部良い、いいんですが、一推しは第4話!!是非見てほしい。
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4件
2023年4月7日
ひとりじゃない
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 深くて、優しくて温かい。三田先生の作品のイメージが、自分の中で根付きそうです。とても癒されるし、考えさせられる事もあります。
どんなにいい食事であっても、どんなにいい暮らしであっても、家族であって家族でない中での孤独ほど、辛く寂しいものはない。豊の哀しみがひしひしと伝わる。そんな豊と出会った兄弟が、豊を孤独から引き離してくれます。誰かと一緒に食べるごはんが、こんなに美味しいなんて…ささやかな事が大きな幸せを噛み締める。もう涙。
無邪気に懐く種くんが可愛くて可愛くて。おとうと兄ちゃんの三人暮らし。甘えたい年の頃に母が逝き、新しいお客さん豊は種くんにとって、大きな大きなおともだち。嬉しいよね。甘えたいよね。もぉ、ほんとに天使です。優しくていい子なんです。穣も弟を育てる責任につぶれそうで辛かったから、豊との出会いで、安らぐ時間が出来てほんとに良かった。BL色が薄いかな、と思いましたが、後半一転して恋が動き出し、キュンとしたり切なくなったり、盛り上がりは最高潮。義理の家族に好かれなくったって、たった一人の人に愛されたら、もう一人じゃないよね、豊くん。見えない先の事を不安がるよりも、今を大切に生きて欲しい。穣なら大丈夫。家族を慈しむように、大事にしてくれるよ、きっと。最後のおとうの言葉が、しみじみと心にささりました。おとうも哀しみと戦って来たんですよね。
はぁ、みんな幸せになって欲しい。
それから数年後、種くんが中学生。みんなのその後が垣間見れて、幸せ気分になれました。良かったぁ。
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8件
2021年1月10日
出会いは「おにぎり」から(^^
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙の通りの、ほのぼのしつつ泣ける感じのお話しです。
人と食事をするのが苦手なリーマン:豊が、公園で1人お昼を食べていたところ出会ったちび子:種くん・・とその兄:穣・・・ここから、段々豊の人生に変化が起きるのですが・・まず種くんが・・カワイイ!!自由奔放でガキンチョらしいガキンチョ♪まさに皆を繋いでくれるステキなキャラでした(^^ふんわり優しい雰囲気の豊の、辛い過去の記憶(人と食事をするのが苦手になった原因)は重たいものだったけど、そんな豊が「一緒にご飯を食べたい」「一緒に居て幸せ」と思える人たちに出会えてホント良かった・・・・豊の家族の話は、もうちょっと詳しく描いて欲しかったな・・・特に、兄がどういう風に思っていたのか・・とか、ホントに豊に対しての愛情が無かったのか・・・とか。色々と立ち直れて、心許せる穣や種くんやおとうに出会えたから、育ててくれた家族にも向かい合える日がくるといいな・・って思ったので。
作家さんの画の雰囲気も好きですー(^^デフォルメの描き方も上手くて、ちび子ののびのびした感じも凄く上手い!種くんの、ぬいぐるみおんぶ姿に癒されました💕
一応BLなのですが、エロはほぼ無いかな(^^;でも、穣と豊の気持ちはしっかり結ばれた、幸せなエンドです♪
「その後」も後ろにございます(^^あどけなさの残った学生の種くん・・・実は種くんの初恋は豊なんだろうな・・・ふふふ・・・2人で取り合いなのも幸せな画ですよね✨
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8件
2021年9月14日
心が温かくなる
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 豊の過去の境遇が苦しくて、実の両親を亡くして親戚の家の養子になったはいいものの、兄の存在が本当に忌々しくて。幼い時は確かに自分の両親がよその子に構うことに良い気がしない気持ちも分からないでもないんだけど大人になってまであんな態度取るのはどうなのって感じだったな。
にしても豊と穣の、お互いをお互いに大切にし合って尊んでる感じが凄く微笑ましくて読んでて心が凄く温かくなれた。豊にとって誰かと食卓を囲むことに対するハードルは凄く高かったろうに、穣と種とお父さんの3人の温かさに包まれて、楽しそうに笑ってる様子が見ててこっちまで嬉しくなった✨幸せすぎるのもかえって不安材料になるというか、壊れることに恐怖心を抱いてお父さんに別れが怖いって相談した時のお父さんの言葉が印象的で、誰かを愛することの中に失う時の痛みも引き受けることで妻を失って悲しんでる心の痛みは妻を愛した証って考えられるのはすごく自分にはない考え方で素敵だと思った。もちろん、悲しんで苦しんで、沢山泣いて辛くてどうしようもない時間を過ごしてやっとそういう風に考えられるようになったのだろうけど、そもそもその考え方に至るのが凄い。この言葉を聞いて豊も穣達と一緒に生きていくことを決意できて良かった✨️
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0件
2024年10月14日

最新のレビュー

何度でも読み返します!
何度も何度も読み返してます。特にちょっと辛いことがあった時とか気持ちが落ちたときとかに読みたくなります。三田織先生の作品はどれも優しくいのですが、特にこのお話は包み込んでくれるようなあったかさを感じてます。『おかわり』と併せて本当に素敵な作品です。ありがとうございます。
いいね
0件
2025年2月12日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

土鍋ごはんでおにぎり
広報:あずき(シーモアスタッフ)
気を許した人との食事の楽しさをあらためて思いました。優しいストーリーが魅力の三田織先生の大人気作です。穣も豊も悲しい記憶を持つのですが、ただ泣かせるためだけの話ではないところが素敵。種くんの可愛さや家族の温かさに包まれながらも、序盤から密かに恋愛に発展する要素が隠れていてドキッとします。

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