誰か夢だと言ってくれ 6

リアルタイムで追っていた際、メインCPの攻めの兄CP・はるうりゅが合わず（というよりメインCP・いつさよが好きなのでふたりが観られないのが悲しかった）途中で購入を辞めてしまっていた本作。
7巻発売のタイミングで5巻を立ち読みし「また新しいCPが出るの…？」と思っていたのですが、皆さんのレビューを読みどうやらこの2人が凄いらしい、という事で思い切って購入。本当に〜〜〜良かった！泣けるだけでなく、「そういうこと…！？」と、ここから一気に全ての話が繋がっていきます。中盤からは少しミステリー要素もありながら、いつさよ2人の恋路はちゃんと描かれていて、ストーリーへのこだわりがひしひしと伝わります。BL=1巻完結〜中編が中心というステレオタイプに囚われ、長編として長い目で物語を見られずにいたことに猛省。ちゃんと主軸にはいつさよが置かれていて、あくまでもずっとこの2人を描く為に物語が進んでいるので、もし私と同じ理由で脱落した方がいるのならぜひ戻ってきてほしい…！また、話を追うごとにはるうりゅそれぞれの優しさや愛情がたくさん垣間見え、CPとしても好きになりました。
なによりいつさよがずっと尊い。1巻では、受け溺愛のハイスペ攻め × 内面男前可愛い系低身長の恋が“人形”と“夢”を通して育まれていく、というユニークさに惹かれ、2巻以降は攻めの溺愛っぷりと、それに一生懸命応える受けの可愛さにどハマり。6、7巻では2人の真っ直ぐな愛情にくわえ、先生の可愛い絵柄で2人の濃厚なエッチシーンがたくさん拝めるのも最高でした。（別サイトで「エロなし」タグがついていたのですがめちゃくちゃあります。笑）
大分物語も佳境なのかもしれませんが、続く限り最後まで楽しみに見届けます！