ホリミヤ 7巻

全16巻完結、1冊約180〜190ページb。

元は原作4コマ漫画、堀さんと宮村くん（全10巻）のさらなるコミカライズ作品。
原作の方では作画がテキトーな感じなので、私はこちらのホリミヤのほうが好きです。

学生生活を舞台に、クラス内のいろんな立ち位置のキャラたちが、男女ともにワイワイ〜なお話。
宮村くんが元が根暗キャラだけに過去に嫌な思いをしていたりとか、堀さんはクラスでも明るく好かれやすい人気ものだけど、意外な面もあったりとか（笑）、、、
それぞれが人知れず見た目と実際にギャップがあって〜、という、共同関係からのスタート。

その中で学生らしい友情や恋が育ったり、家族関係も絡んでほんわかいろいろなエピソードの入ったお話。
各人の悩みがそれぞれ等身大でありつつ、とても読みやすく良いお話です。

おまけのネコ耳ミャむらやニャンごくは、意外に人の良い透が振り回されてて、楽しいです。

マイペースだけど優しい宮村、強気な堀さん、お似合いの2人がとても微笑ましく素敵です。
堀家のみんなも家族ぐるみのお付き合いなのが、あったかくて良い〜。
父は邪険に扱われているけど、そこだけが解せない。。
（父ちゃんがいるからこそ、衣食住足りてるんじゃないのか？？）

ずいぶん前に買い集めてたけど、連載がだいぶ長いので途中からそのままでした、、、。
そのうち完結まで揃えて、最後まで読みたいです。

＜ページ数（９巻まで読了）＞
＃179,187,183,183,191,183,183,183,183ページ。

＜おまけ＞
１巻：ミャムラ3p。
２巻：アニメ化レポート4p＋仙石3p。
３〜８巻：ミャムラ＆にゃん石3,2,6,3,6,8p。
９巻：進藤とチカちゃん2p。
＃カバー下（表紙の人物）２pずつ、２巻以降（１巻はなし）。

原作も好きですが、画に奥行き感が生まれた分、よりリアルにあの世界観が楽しめますね。原作の順番と若干違う部分もあったりですが、逆に自然な流れになってるように感じました。まだ４巻までしか出ていませんが、オモシロいのはここからですよ。登場人物も増えますし、それぞれのキャラが立ってきて、なかなかカオスな展開になりますが、いい具合なんです。ギャグのテンポも私には心地よく、何より皆の仲の良さが羨ましくなるほど微笑ましいんです。「ホリミヤ」がこのまま原作通りに進んでいくのかは分かりませんが、恋愛要素を期待する方は３割位の希望を持ってこの先を見ていった方がいいですね。出来れば原作の本編が終わった後のオマケも全部詰め込んで欲しい！オマケの方が話数多いけど…しかもまだ続いてるけど…(^^;)
自分の学生時代を思い返しては、もう少しはしゃいでみても良かったな…と少しチクッと後悔が過ぎりました。彼らのように毎日を楽しさと勉強の両立で忙しく過ごしてみたかったものです。
取りあえず、宮村が一生ものの仲間と出逢えて良かったです。