
室町後期、諸大名が東西両軍に分かれ、京都市街を主戦場として戦った応仁の乱(一四六七~七七)。細川勝元、山名宗全という時の実力者の対立に、将軍後継問題や管領家畠山・斯波両氏の家督争いが絡んで起きたとされる。戦国乱世の序曲とも評されるが、高い知名度とは対照的に、実態は十分知られていない。いかなる原因で勃発し、どう終結に至ったか。なぜあれほど長期化したのか――。日本史上屈指の大乱を読み解く意欲作。
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2025/3/31 23:59 まで有効
5、6年前だったか?ふと、「応仁の乱って、結局どういうものだったんだろう?」と思ったことがあって。
例によって、アマゾンで「応仁の乱」で検索してみたんです。でも、特にない。岩波新書やちょっと高そうな学...
メディア掲載レビューほか
成功例の少ない「応仁の乱」で18万部。日本史研究に新たなスター誕生か 日本史上の大トピックとされていながらも、全体像を捉え難い「応仁の乱」。そんな題材を、既成史観の図式に...
なかなか面白かった。
日本史有数の大乱であったにもかかわらず、その実際については戦国時代ほど知られているわけではない「応仁の乱」について、出だしを大和国の視点で説き起こすという新しい切り口で叙述した著...