短編集「あと一歩、そばにきて」から来ました。
そちらどタイプだったけど、処女作というこちらも良い。
まず絵が、世界観が、全体の雰囲気だけでツボりました。決して繊細ではないのに、その “存在感” に暫く見惚れる時があります。自分がこんなに
面食いだったなんて…(でも万人受けする感じではなさそう)。
ストーリーも好き。人と色んな亜人が混在する社会で、ヤクザの経営する人体実験施設から脱走した男女の逃走劇… with 拾った赤ん坊。種族も違う “他人同士” という絶妙な距離感が緩やかに変化してゆく所が見所のひとつ。
まだ3巻ですが読みかけであげちゃいました。4巻完結ってのも良いですね。
追記。意外性はそれ程無いけれど、怒涛で軽快で読後感も良く、最後まで美味しく楽しめました。
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