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鼻下長紳士回顧録 上巻
2巻完結

鼻下長紳士回顧録 上巻

800pt/880円(税込)

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作品内容

20世紀初頭、フランス・パリ。
売春宿で働くコレットは、訪れる“変態”的な欲望を抱えた紳士たちを相手に、出口の見えない生活を送っていた。
彼女の唯一の幸せは、どうしようもなく惹かれてしまうヒモ男、レオンとの逢瀬の時間。
…たとえ、彼がコレット以外の女のもとへ通っているとしても――…。

「変態とは、目を閉じて花びんの形を両手で確かめるように、自分の欲望の輪郭をなぞり、その正確な形をつきとめた人達のことである……」
絢爛なる花の都の夜に息づく、安野モヨコの描く“変態”たちとは一体――?

8年ぶりの、安野モヨコ新作ストーリー!
「さくらん」「バッファロー5人娘」につづく、力強く生きる“娼婦たち”の物語。電子版では、雑誌収録時のカラーをすべて収録!!

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作品ラインナップ  全2巻完結

  • 鼻下長紳士回顧録 上巻

    800pt/880円(税込)

    20世紀初頭、フランス・パリ。
    売春宿で働くコレットは、訪れる“変態”的な欲望を抱えた紳士たちを相手に、出口の見えない生活を送っていた。
    彼女の唯一の幸せは、どうしようもなく惹かれてしまうヒモ男、レオンとの逢瀬の時間。
    …たとえ、彼がコレット以外の女のもとへ通っているとしても――…。

    「変態とは、目を閉じて花びんの形を両手で確かめるように、自分の欲望の輪郭をなぞり、その正確な形をつきとめた人達のことである……」
    絢爛なる花の都の夜に息づく、安野モヨコの描く“変態”たちとは一体――?

    8年ぶりの、安野モヨコ新作ストーリー!
    「さくらん」「バッファロー5人娘」につづく、力強く生きる“娼婦たち”の物語。電子版では、雑誌収録時のカラーをすべて収録!!
  • 鼻下長紳士回顧録 下巻【シーモア限定特典付き】

    894pt/983円(税込)

    安野モヨコ、8年ぶりの新作ストーリーついに完結!

    物語の舞台は、20世紀初頭のフランス・パリ。
    花の都の片隅にある売春宿で、娼婦のコレットは夜毎訪れる変態紳士たちの相手をしていた。

    彼女の唯一の救いは、時々現れては消えるヒモ男のレオン。甘い言葉を囁いては、金を無心するレオンを、コレットは突き放すことができないでいた…。

    しかし、近頃姿を見せなくなったレオンに、コレットの心はかき乱されていく。そうして、彼女は客からもらった1冊のノートに、“欲望”の物語を描き、自分と向き合おうとするが…。

    ※本コンテンツには、コミックシーモア限定特典が付与されています

レビュー

鼻下長紳士回顧録のレビュー

平均評価:4.8 33件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 不思議な世界観
    ちこさん 投稿日:2024/2/16
    絵がものすごく綺麗で、引き込まれます。 自由な男と女の性が入り乱れ、ほんと不思議な世界でした。いろいろ考えさせられる作品。

高評価レビュー

  • (5.0) お洒落!
    未設定さん 投稿日:2019/6/7
    もっと早く読めば良かった!!!と後悔しました。 まるで映画を見ているかのようなスケールでずっとこの世界に浸っていたい、、、 サラサラと話が進んでいるように感じますが、逆にそれが私の想像を掻き立てて「あーでもないこーでもない」といろいろと 考えを巡らせながら楽しめました。 みんなそれぞれ幸せの定義を持ち、それを求め続けて最後は各々のステージで各々幸せになれたのかなと感じました。 結果的に、果たしてナナとコレットはどちらが幸せなんでしょうね。個人的にはコレットだと思いますが、、 あと、一番最後のシーンは無くても良かったかな?そこは漠然と謎のままの方が良かったかも。 もっとみる▼
  • (5.0) 儚くも逞しく生きる娼婦達
    saku4さん 投稿日:2022/12/5
    ベル・エポックのパリの娼館「夜の卵」に生きる女たちの様々な人生物語。日々フランス紳士達のいびつで変態的な欲望を受け止める女達は、一見すると不幸で陰鬱な世界に閉じ込められて悲観的な人生を送っているように感じられる。ところがどっこい、なんと逞し い女達。男どもよりよっぽどカッコいい。クズのヒモ男にどっぷりハマっている主人公のやせっぽちのコレットでさえ、泣いたり笑ったり病んだりしながら日々を力強く生きている。その姿が人間味あふれていて感慨深い。作者のしっかりした力量を感じる作品。良かった!感動をありがとうございました。 もっとみる▼
  • (5.0) 切なくて美しい
    Qwさん 投稿日:2019/2/4
    【このレビューはネタバレを含みます】 イラストのようなタッチと構図で描かれた美しくも切ない不思議な世界観。当事者なのに他人事のように自分を見つめて描いているかのよう。深い闇の中にあって悲観するでもなく、ただ明ける時が来るのを静かに待っている。全てが切り絵のようで、刹那的で、静寂に包まれている。所々にコミカルなシーンがありそれが救いになっている。最後にコレットは現実を取り戻したが、それは妄想を現実に触れさせろというユリスの言葉通りになった。作者はもがきながら多くのことを学んだのだろう。作者の教養の深さも感じることのできる作品だった。 続きを読む▼
  • (5.0) 映画のような
    Appleさん 投稿日:2020/2/11
    愛する人のために娼婦になって、でもその人は他の女性のところを渡り歩くような人で…というのはよくある要素ですが、キャラクターがサブキャラも含め皆んな面白かったり魅力的で、話の流れや構成も全く「よくあるはなし」じゃなくてすごいなーと思います 映像でも見てみたいけど、(欧米人に比べて)身体の薄い日本人キャストだと、雰囲気が変わって物足りないかも… もっとみる▼
  • (5.0) 東のさくらん、西の・・・
    izaさん 投稿日:2020/5/10
    古き良きパリの娼館での日常と恋模様。安野先生の描く世界観が素敵!「さくらん」と同じジャンルだけど、何もかもおしゃれでかわいくて、クセのある愛すべき登場人物たちもみんないい人で。大好きな「働きマン」と「さくらん」が未完なので、このお話はちゃん と結末があって、しかもそれがすごく好きな終わり方で大満足でした。 もっとみる▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

虚構と現実の物語
制作:コーヒーマニア(シーモアスタッフ)
安野モヨコ先生待望の最新作。SM専門の娼館の中を「虚構」、娼館の外を「現実」に見立て、娼婦コレットと娼館に来る変態客が虚構と現実のプレイを渡り歩きます。内容が漫画とは思えないほどとても文学的で、大変読み応えのある作品です。

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