気になってお気に入りに登録したのに、長いこと買ってなかったのを思い出して買ってみた。
こういう話が描けるこの作家さんは、日常的に、普通の人なら何とも思わないで流してしまうことに、いろいろな想いを持って暮らしている方なのだと思う。
全部を
説明し切らない匙加減や、余韻の残し方が秀逸(偉そーですみません、語彙が貧弱でして)。
お金かけてやたら宣伝されてる派手なハリウッド映画ではなくて、映画を作りたい人たち(作らずにはいられない人たち)が丁寧に作りあげた、普通の人が主人公の映画を観たときのような満足感がある。
他の作品も読んでみようと思います。
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