初読み作家さんですが、絵が好みで好きな雰囲気だったので試し読み後に即ポチり。キャラも設定も自分の好みで買って間違いなかった!すでに何度も読み返してニヤニヤしています!
絶倫の絶対的俺様攻めが、ピュアな受けにどんどん落ちていくお話で、ストー
リー的にはそこまで真新しいわけではないのですがキャラがしっかり立っていて、そこかしこに散らばる萌えにキュンキュンしました。綺史さんが純粋な恋愛ごとにはちょっと不器用なのも良かった。暴君で独占欲も強いけど実は溺愛系なのも萌えました。顔も身体も格好よくてカリスマ性のある綺史さんを、独占できる優越感。なずくに自己投影してそういう優越感を感じられるのが良かったのかな。一方なずくはちょっと不思議ちゃんですが真面目でお人好し。一見怖い綺史さんに対しても物怖じしないところが良かった。多分なずくを「世間知らずで不思議ちゃん過ぎ!」と思ってしまう人は本作品にちょっとハマれないかも。あと最初は少し無理やり系でなし崩し的に事が始まるので、そのあたりが気になる人もいるかも知れません。綺史さんの周りの人はパリピばっかりですが、結構良い人もいるしそんなに悪い人ばかりじゃなかったかな。まあストーリーのスパイス的に嫌な人も出てきましたが、私的にはそんなに気になる程度ではなかったです。
あと、書き下ろしがとても良かった!書き下ろしの他に特典も3つほど付いてますが、最後のシーモア限定特典に萌え転がりました。久しぶりに鬼リピ作品に出会えました。
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