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シティ・ライツ・バースデイ【電子限定描き下ろし付き】【特典付き】

760pt/836円(税込)

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作品内容

【電子限定描き下ろし付き】【ページ数が多いビッグボリューム版!】αとΩ。その中でも特に強い結びつきを持つふたりは、「運命の番」と呼ばれる――。あるホワイトクリスマスに、βの東馬は、Ωのまほろと出会う。怪我をしたまほろを手当したお礼にと、セックスの手ほどきを受ける東馬。風俗に勤めるまほろは、お金を貯めながら、幼少期に出会った“運命のα”を捜しているという。まほろに惹かれてしまった東馬は、せめて役に立ちたいと「運命のαを一緒に探します」と提案。受け入れてもらったものの、二人で過ごすうち、まほろへの想いは膨らみ続けていった。そしてまほろも、運命を求めながら、東馬へ名前のつけられない感情を持ちはじめ……。「あなたは、ちゃんと運命の人と幸せになってください」 確かな“運命”を前に、ひたむきに生きる二人と一人の、切なくも優しい恋の物語。

【特典付き】一部電子書店限定で紙と共通の特典が付与されています

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  • シティ・ライツ・バースデイ【電子限定描き下ろし付き】【特典付き】

    760pt/836円(税込)

    【電子限定描き下ろし付き】【ページ数が多いビッグボリューム版!】αとΩ。その中でも特に強い結びつきを持つふたりは、「運命の番」と呼ばれる――。あるホワイトクリスマスに、βの東馬は、Ωのまほろと出会う。怪我をしたまほろを手当したお礼にと、セックスの手ほどきを受ける東馬。風俗に勤めるまほろは、お金を貯めながら、幼少期に出会った“運命のα”を捜しているという。まほろに惹かれてしまった東馬は、せめて役に立ちたいと「運命のαを一緒に探します」と提案。受け入れてもらったものの、二人で過ごすうち、まほろへの想いは膨らみ続けていった。そしてまほろも、運命を求めながら、東馬へ名前のつけられない感情を持ちはじめ……。「あなたは、ちゃんと運命の人と幸せになってください」 確かな“運命”を前に、ひたむきに生きる二人と一人の、切なくも優しい恋の物語。

    【特典付き】一部電子書店限定で紙と共通の特典が付与されています

レビュー

シティ・ライツ・バースデイ【電子限定描き下ろし付き】のレビュー

平均評価:4.7 159件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 人生
    ゆきんこさん 投稿日:2024/1/25
    オメガバースが特別な世界ではないという目線で読めて面白かったです。登場人物が運命や現実に悩みながらも、最善だと思う道を選んで生きている様が丁寧に描かれています。涙を誘う素敵なシーンや、何でもないシーンでも不思議と印象に残っています。東馬くん がとても良い子でした。 もっとみる▼

高評価レビュー

  • (5.0) たまらなく切なくて、たまらなく幸せで
    vamさん 投稿日:2021/7/2
    はぁ…メトロに次いでまたしても感涙。読んで良かったです。いい作品に巡り会えるのも、これまた運命的な出会いなのかもしれません。分冊版で無料で1話を読みましたが、すごく引き付けられるものがあって、単行本になったら絶対読もうと思っていました。ホン トに読んで良かったと、心から思える作品です。 幼少期に出会った『運命の番』を探し求めるΩのまほろ。 好きになった相手を運命のαにさらわれてしまったβの東馬。 二人が『運命』というものに翻弄されながらも、ひたむきに掴もうとする魂の相手。涙なくして読めませんでした。 βである東馬は、βであるが故に誰とも運命の繋がりがないと、半ば自身の恋に諦めてるような節があるのが、既に切なかったです。 偶然にも出会ったまほろはΩであり、まほろが探している運命のαを探すお手伝いをする事に… 風俗の仕事をしているまほろと関係があったものの、実直にそして優しさで、まほろをフォローしている東馬がいじらしくて、切なさを募らせてしまいました。東馬の感情の中に芽吹いた、新たな感情。 運命のαに辿り着いて欲しいような、欲しくないような複雑な思いで読み進めてました。きっとこの時の私は、眉間にシワ寄せて八の字眉になっていたと思います。どうなるんだろうと、ドキドキしながら…この辺りが、本郷先生お上手ですね。まほろにはまほろへの、東馬には東馬への感情移入が起きてしまいます。 お互いに恋心を感じながらも、運命という言葉一つに邪魔をされるのがもどかしくて、切ない。 そして、ついにまほろの運命のαが… オメガバースの世界観ならではですが、運命に引き寄せられる事が幸せをもたらしつつ、影に隠れる者にはなんて残酷なもの。だけど、抗う事も出来る。 自分の運命は、自分で切り開く事だって出来るのだから。α、Ω、βに囚われず、自分が選んだ人が唯一無二の最愛の運命の人、でいいんじゃないかなぁ、と思います。 電話越しの二人。最後の手紙。涙腺崩壊の私。 まほろの涙、東馬の涙。乗り越えた先は笑顔ですよね。 あぁ、泣いた泣いた。良かった。 これは読んで欲しい良作のオメガバースだと思います。素敵な作品に出会えて良かったです。 もっとみる▼
  • (5.0) 必ずしも運命が幸福とは限らないと言う話
    鈴木さん 投稿日:2021/6/26
    【このレビューはネタバレを含みます】 オメガバースにおいて重要視される運命の番について、別の視点から描いた作品の中では最も好きな作品となりました。 作者様のあとがきにもありましたが、オメガバースは起源こそ左右の明確な差別化であれ、二次性を3つに分けている以上、それぞれの「役割」に縛られた悲しい物語が多いように思います。 αは強者、Ωは弱者、βは運命には敵わない。 その役割を理解しているからこそ、今まではΩ攻めやα×αなど、起源と役割を敢えて無視した作品を好んで読んできました。 身体的な負担が多く社会的にも蔑ろにされがちな弱々しいΩを見ているのは辛いですし、役割を越えてひとりの人として見る方が自分には向いていたからです(オメガバースそのものを否定するような意図はありません)。あと、運命に抗うという展開が好きなんですよね…(笑) 今回こちらを購入するに至ったのは立読増量中で、運命の番を探すΩとそのΩに惹かれるβという二人がテンポよく描かれていたことと、二人が人間的に心地の良いキャラクターだったからです。 結果的に、大正解でした。 運命は運命、恋は恋。枠に捉われないその考え方が大好きです。運命を自認しながら運命とは別の場所で恋をして、生活をして、子を授かり、幸せに暮らしている人がいる。 オメガバースの世界では決して当たり前じゃない普通の人としての営みがここにはありました。 恋とは別の運命の相手がいるから一層恋が輝くという面も確かにあるのですが、運命の人は運命の人でちゃんと生活があり、愛する人がいて、まったく当て馬感を出していないのも素晴らしかったです。 言葉や台詞の選び方も率直かつ秀逸で好みでした。 過去には色々あれど最終的に誰も不幸にならず、誰もが運命や性に囚われすぎずに自ら選択し生きている。 運命の番という設定上の圧倒的な旨味を得られる作品では正直ありませんが、いつからかBLの中で蔓延したオメガバースという独特な世界観の中では個人的にとても印象に残る作品となりました。 次回作も楽しみにしております。 続きを読む▼
  • (5.0) 惹かれ合う運命と寄り添う恋と
    aaさん 投稿日:2021/6/27
    新刊作者様買いです。試し読みではそこまで惹かれなかったんですが、読んで本当に良かった。すごく良いお話で、275P、ページをめくる手が止まりませんでした。 風俗店で働き貯金しながら幼少期に出会った運命の番をずっと探し続けているΩのまほろ 。そんなまほろに惹かれる部分と、過去の痛みに折り合いをつけ前に進みたい考えとで、βの東馬が番探しの手伝いを申し出ます。 オメガバの主流は多くはαとΩ。βは添え物のように感じる作品も多いのですがこの作品ではβにもスポットがあたっています。 どうしようもなく惹き付けられるαとΩの運命の番。 番を前に蚊帳の外の傍観者であり誰の運命にもなれないβの存在。 その抗う事の難しい運命の番を前に色んな感情が交錯し、静かに、でもドラマチックにお話が展開していきます。 まほろに惹かれながらも運命の相手を一緒に探す東馬の葛藤など、どの人物にも深く感情移入できる、とても丁寧な心情描写に感服です。 なるべく真っ新な状態の方がいいと思いますので詳しくは控えますが、私は電話と手紙の部分が堪りませんでした。読後の余韻の中でぽつりぽつりと手紙の言葉が思い出されて胸に沁みて。 最後の見開きのシーンもまたグッと胸にくる描写で今までの感情が溢れ出る様子がとても好きでした。 作者様のあとがきも素晴らしかったです。 とても幸せなオメガバースの物語で満足度も高く、読んで良かったと思えた作品でした。 もっとみる▼
  • (5.0) 多様化するオメガバース!万歳!
    ダダさん 投稿日:2021/10/29
    表題作のみ全7話+描き下ろしでボリュームたっぷり読み応えばっちりの合計278ページ。βの東馬×Ωのまほろさんのお話です。βの東馬が夜の街で偶然出会ったまほろさんは風俗で働くΩ。まほろさんの運命の番とおぼしき画家の蓮さんを一緒に探すことになっ て…というお話。少し前まではオメガバースと言えば普通にα×Ωで、運命の番に翻弄されたり、というのが王道パターンだったのが、最近すごい色んなバリエーションのオメガバースが出てきてますよね。こちらの作品もそんなユニークなオメガバースで、普段はスポットライトが当たらないβがメインでとても斬新でした。バース性の本能に拠らず、理性の部分で人間らしい恋をする。本能に従うような衝動的な恋もドラマチックで良いんですが、この作品のような理性の部分で心の底から相手を大事にするような恋というのも良いなぁとしみじみ思いました。あとがきで作者さんも書かれてましたが、βにもかけがえのない人がいるし、αだからと言って皆が皆幸せになれるわけでもない。このお話の中で描かれている多様性が、現実世界の多様性ともリンクしているんじゃないかなと。バース性や運命にとらわれず、自分の力で幸せな道を選んだ東馬とまほろさんにはこれからもずっと一緒に幸せにいてほしい。そう願わざるを得ない作品でした。 もっとみる▼
  • (5.0) 運命じゃなくても
    soramameさん 投稿日:2023/1/30
    【このレビューはネタバレを含みます】 『シンデレラリバティ』を読み、重厚なストーリーに惹かれたので積んでいたこちらも読みました。 オメガバース作品。お話の後半は涙が止まらなかったです… 登場する3人の想いがそれぞれ切なくて。心揺さぶられました。オメガバースの世界って残酷なんだなと改めて思いました。 スポーツトレーナーでβの東馬×風俗で働くΩのまほろ。 αとΩの運命の番というものに翻弄される2人の、運命ではない恋の物語です。 東馬は双子の兄であるαに「運命の番」だとして好きな人を奪われた過去があって、自分が「運命」になれない歯痒さや劣等感を感じているのが切ない。 まほろは、子供の頃に出会った運命の番の存在を信じ探しているのですが、その一方で東馬に惹かれているその矛盾にとまどう。 いつも読むオメガバースの運命の番のお話の裏で、こういう悲しい思いをしたり思い悩む人が少なからずいるということに気付かされ、胸が苦しくなりました。 まほろの運命の相手、蓮さんが大人な対応ができる人で良かったなと心から思いました。 電話のシーン、手紙の内容、全部に涙…。 運命の相手じゃなくても、自分が選んだ、好きだと思った相手と幸せになれて良かったです。 素敵なお話をありがとうございました。 今後から作者買い決定ですね。 続きを読む▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

運命に立ち向かえ!
営業:カレー王子(シーモアスタッフ)
『メトロ』の本郷先生が描く切ないオメガバース。運命の相手を探すΩのまほろと、彼に惹かれるβの東馬…そして、まほろの運命の番・蓮。見えない三角関係が切なく、健気な東馬に泣かされ、明かされた蓮の過去にまた涙…。果たして、3人は最後にどんな選択をするのか?是非、ご自分の目でお確かめ下さい!

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