作者様の作品がこちらだけのようで、初コミックスなのでしょうか。あとがきが何処にもなくて、残念です。でも、お初でこの仕上がりなら凄い!綺麗な絵柄で読みやすいし、作者様ご本人が仰る王道ですが、面白かったし、楽しかったぁ〜。表紙絵がとても素敵です
。
中東の国ハイダルの王子様×元競泳選手のリーマンの物語です。
王子バーシルがスーパー攻め様なんですが、俺様でもオラオラでもなくて、どちらかと言えばフレンドリーでグイグイ迫るタイプです。グイ攻めが良き。
社運のかかる商談を成立させるために、身体を張るミズキですが……
バーシルがとにかくミズキにベタ惚れで、ニマニマしてしまいます。そしてミズキは、取引以外で身体を重ねてしまうほどに、絆されて……うん、なんかね、わかる気がするなぁ。契約とか抜きにして、バーシルの甘さに拒めないってヤツですね。アンバーはバーシルの琥珀色の瞳を指すのか、アンバーバニラは官能的に甘いと解釈するのか、いずれにしてもエチのシーンは綺麗で、バーシルは甘く、二人の肉体美はホントに美しい。
バーシルは何故に日本語が堪能か、何故にミズキにこだわり求めるのか……
情熱的に、一途にプロポーズされたら、もぉたまりませんよぉ。
徐々にバーシルに心を奪われていくミズキの迷いや、バーシルの叔父に釘を刺された時の傷心とか、とても丁寧に描かれています。やっと気づいた自分の気持ち。
そして、バーシルの一途な想いにも感動です。
出会うべくして出会った二人。
はぁ、素敵な千夜一夜物語。
読んで良かった!レビュー数少ないけど、面白かった!これから先も、期待したいし、応援したくなる作家様です。
ちょっとだけ、ダメ出しするなら、ミズキの筋肉美はいいけど、ハピエンの後のエチでミズキのおっぱいがデカ過ぎますぅ。大胸筋を強調したい気持ちはわかるけど、もう巨乳だもの(泣)良いシーンが、おっぱい気になっちゃって……(泣き笑い)
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