BLアワード、投票今日までですね。
昨年はけっこう幅広く新刊を読んでいてマイベスト11作品中10作がノミネートされていて、好きな作品や応援してる作家さんがノミネートされているのは本当に嬉しいですね。
「BESTコミック」部門は4作未読が
あって、こちらがそのうちの1作。
ちょっと訳あってアマミヤ先生の作品は「ぼくらの〜」しか読んでなかったんですが、早く読めばよかったー。
ゆっくりと時間をかけて寄り添い近付いていく絶妙な距離感の中、だんだんと甘さを増していく2人をずっと眺めていたくなるような、とても素敵なラブストーリーでした。
少しくたびれ気味の平凡なリーマン・アラタが一途な英国紳士・ルイスに溺愛されちゃうんですから、ロマンチックじゃないわけがないですよね。
ルイスの決して無理をせずゆっくりと包み込むような愛を感じる距離の詰め方が素敵で、そんなルイスに揺さぶられるアラタがこれまた可愛くて。
お父さんのくだりも流石ルイス。
アラタの一歩に彼の気持ちの全てが表れているようで、ルイスの絞り出すような言葉に彼のずっと秘めてきた熱が溢れているようで、とても素敵なシーンに胸がギュッとなりました。魅せ方がとてもお上手な作家様なんですね。
紳士なルイスの余裕のない顔が拝めるエチも素敵!心地良く優しい読後感で、満足でした。
そして何故1冊しか読んでいなかったかというと、別のフォローしてる方も前に書かれていたんですが「ぼくらの〜」を読んだ時にどうしても目尻の陰影やトーンが気になってしまって(泣。でも先日その方が先生の別作品で社会人の雰囲気には合っていたとレビューされていたので、それならばと私も再チャレンジ。
結果、大人の恋愛の場合は色気マシマシで艶っぽい雰囲気がとても良かったです。もし私のような方がいらしたら是非お試しを。
おかげさまで作者様買いスタートしたので
フォローしてる方々高評価の他作品も読むのが楽しみです!
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