先にコミックを数冊よんで、ユーモアあふれる展開と、軽妙な人物構成にとても引き込まれて、原作を読みました。原作を読むと、マンガはもういいかなあ と思うことが多いのですが、マンガのほうのユーモラスさは、原作を超えているところもあります。
子爵
家の内実が独特で、潔く達観しているし、必要なときには援助も寄付もする。将軍家も武勲出世に権力欲はなく、子爵家に深い感謝を代々続けていて、これは王も同じ。でも、他の貴族たちとの確執もあり、子爵家への明確な厚遇を示すことができない。ユーモラスに「ともだち」つきあいの大切さを、おもしろおかしく描かれていて、最後はその「ともだち」がヒロインを救う・・という、終始軽妙なストーリーがとても良かったです。
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