3年付き合ってた彼氏と別れ、退職し、実家に戻ってきた匠。
そこで傷心の彼の前に現れたのが、実家に下宿している年下の早月。
これまで好きとかよくわからなかった早月が、匠に一目惚れし、徐々に恋の苦しさを知り、失恋した匠の痛みにも寄り添っ
ていく。
一方元彼との手酷い別れや過去のことに、もう傷つきたくないと臆病になっている匠は、真っ直ぐに向けてくる早月の想いを少しずつ受け入れていく。
そんなふうに2人のそれぞれの心の変化がしっかりと描かれています。
下宿しているという絶妙な距離の近さも、気持ちが近づくスピード感に繋がっていたし、銭湯や下町の暖かい雰囲気もよかった。
中でもすごくよかったのが匠のお母さん!
性の悩みを抱えた匠を、幼い頃からずっと見守ってきたのが伝わって。
聡い人だから、きっと早い段階で感づいて早月にビデオ見せたんだろうし、最後帰ってきた2人を見て、匠との、
「うん」「そう」
だけの会話がむちゃくちゃ沁みました!
ちなみに、綺麗で可愛めの絵柄だけど、意外にエチがしっかりある&うっかりブツもチラっとボヤっと見えたりしてるのとか予想外で、おぉっとなりました。
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