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零落 1巻
1巻完結

零落 1巻

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作品内容

浅野いにお、衝撃の新境地へ--

ある漫画家の、脇目もふらず駆け抜けてきた連載が終わった。
久しぶりに立ち止まった自分に残されていたものは、
残酷なまでの“空虚感”だった。
大切な存在ほど信じ切れず、束の間の繋がりだけに
縋り始める日々―――
漂流する魂が着地した時、男の本当の姿が現れる。

浅野いにお、極限の最新作。

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • 零落 1巻

    900pt/990円(税込)

    浅野いにお、衝撃の新境地へ--

    ある漫画家の、脇目もふらず駆け抜けてきた連載が終わった。
    久しぶりに立ち止まった自分に残されていたものは、
    残酷なまでの“空虚感”だった。
    大切な存在ほど信じ切れず、束の間の繋がりだけに
    縋り始める日々―――
    漂流する魂が着地した時、男の本当の姿が現れる。

    浅野いにお、極限の最新作。

レビュー

零落のレビュー

平均評価:4.3 12件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 自分の想像通り承認して欲しい。
    ニマニマさん 投稿日:2024/3/26
    【このレビューはネタバレを含みます】 他人のことなんて考えもしなかった。 それでも、人の事を考えているつもりだった。 否定され続ける中で、無条件に承認してくれる人がいるだけで救われた。たとえお金の関係であっても。 隣にいてくれる人がいるのにそれすら気づかず、見て見ぬ振りをして赤の他人に救いを求める。 真理に気づいたはずなのに、また逃げていく理想。 救いようのないのは自分だと永遠に気づかない地獄。 苦しかったときのことを思い出しながら読みました。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 無題
    ひのでまちさん 投稿日:2023/1/8
    【このレビューはネタバレを含みます】 大人モラトリアム漫画。私小説的なものとして私は読んだ。そこにあるその時の「僕」のリアル。(もちろん創作、何れにせよたっぷりな閉塞感や鬱屈..気持ちは分かるがやや暗い 笑) どこへも辿り着けてはおらず言い訳がましい。(私小説とすると大概そういうものなので別に不満もないし欠点でもない) なので、強いて言うならメリバかな(?)と思う。 自分以外の人間には理解され難い創作意図や心の痛み、それに対する戸惑いや苛立ちなど。思い通りにいかないそのあたりの事を整理したくて(向き合いたくて)描いた物語なのかなと感じた。 ハイライトは夫婦間の対話だろう。なんというか、ちょっと意外に感じられたが、それまでの掴みどころのなさはそこでやっとひとまとまりになった様に思う。歳の取り方を誤った幼い中年男の描く行き当たりばったりの単なる鬱憤晴らし(不平不満の羅列)にならずに済んだ瀬戸際でもあったかなと感じた。 再読してここを書き込みたかったが今のところ叶わず以上としたい。ああ..もっと読みたいなあ。 レビュアーさまの投稿から読んでみようと思いました。購入は即時。いつも有難うございます! 続きを読む▼
  • (5.0) なぜか惹かれる。
    木蓮さん 投稿日:2022/12/25
    249p。 人が何かを全うするということは、大事な何かを犠牲にした上でしか成り立たないものなのか。 上手くいなし、バランスをとれば 大概は納得させることができたとしても、 自分の奥底にある〔何者でもない頃〕に抱いた感情(欲望 )は、 結局、満たすことができないのかなぁ、と。 …そんなことを考えながら読みました。 また、 作者 がタイトルを『零落』としたところ、 自身への苛(さいな)めを感じると同時に、 その潔さと、作家としての少しの恐ろしさも感じた一冊。 やっぱり、とてもおもしろかったです。 〔小学舘クーポンにて〕 もっとみる▼
  • (5.0) 型に嵌める事ができないのが人生…
    しぐれさん 投稿日:2023/12/26
    生々しくリアル。おもしろいかと聞かれれば、それはわからない。 想像の上での物語なら、絶対に起承転結があって1つのストーリーに収まり切れるんだろうが、この作品は、必ずしも1人の人間の一生が1つの物語としてきれいな形に収まり切れる訳ではないと いう事を表現しているかの様な作品だなと思いました。自叙伝的要素も含まれているのでしょうか。やっぱりいにお先生の作品には魅かれます もっとみる▼
  • (5.0) 大好きな浅野作品
    萬谷殉一さん 投稿日:2021/8/3
    面白すぎる浅野作品。 人間の欲と葛藤、自尊心や傲慢、そこに潜む悪意に身震いする。 良く解らない何かが浅野作品には有るのは確かだけど説明できないもどかしさがここに有る。
  • (5.0) 改めて他の作品も読んでみたくなる
    ハダカデバネズミさん 投稿日:2018/1/10
    筆者の本は初めて読みました。漠然と、若い人向けのオシャレで尖った作品を書いている人、というイメージでしたが、この作品はそういうのではなく、親近感が持てて好きでした。

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

人気漫画家の転落
設計:わかちゃん(シーモアスタッフ)
「ソラニン」や「おやすみプンプン」でおなじみの浅野いにお先生のマンガです。主人公は人気漫画家・深澤。8年間の連載が終了し、空虚感が深澤に押し寄せる。人気を維持する大変さは、浅野先生が書くからこその人間味あふれる描写になっています。深澤が連載を終え、自分とどう向き合い、復活していくのか。

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映画化

「零落」

【出演】

出演:斎藤工 趣里 MEGUMI

【公開日】

2023年3月17日

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